銀山温泉〜バス代は調べて丁度を握りしめておけ〜(2019.3.22)
仕事が休みだったので、銀山温泉に行ってみた。
モダンな温泉街が有名な温泉。有名すぎるし、どうせ行くなら「雪+夜」を楽しみたい。日帰りだとなあ……と足が遠のいていた。
ちょうど春休みが始まったところで、もしかしたら家族づれが多いかとも思ったけど、たぶん銀山温泉は小学生が行きたがる場所じゃない。
それに、平日! せっかくの平日休み! どこかに行かなくては!
……というわけで、行ってみた。
着くまでが長い
平日なので、「小さな旅ホリデーパス」(南東北のJRが2670円で1日乗り放題)が使えない。
今回は、仙台から山形までバス、山形から大石田まで奥羽本線、大石田から銀山温泉までバス。
ところで、季節は3月下旬。仙台はかなり暖かい。
山形もね、言うて南東北だし、そんなに寒くないでしょ。むしろ自分だけモコモコしてて浮くのは嫌だな……
おっ?
おおっ?
寒いし、雨降ってる!!!!!
バス来た! なんか不安を感じる塗装だけれども……
乗るぞ!
と思ったら、なんと運賃先払い。値段は710円。
一人ずつ、1000円札を出してお釣りをもらったり、2人まとめた額を計算したり。
だから……雨が降ってるんだって! 乗り場に屋根ないんだって!(心の叫び)
いやー辛かった。みんな、バスの運賃は事前に調べてちょうどを用意しとかないとダメですよ?
(なお、私は直前に大石田駅でDARSを購入してちゃんと崩していた!)
着いた
さ、寒い……! 風が強い! 雪残ってる!
川沿いにずらりと並んだモダンな旅館。
確かに雰囲気良い。風が強く吹いてさえいなければ……
まず、日帰り温泉をやっている「瀧見館」へ向かう。
11時からだが、着いたのは10時40分。
…………。寒い……
「ハイカラさん通り」にてカリーパンとコーヒー。
中に座るためには、パンだけじゃなくて飲み物の注文も必要とのこと。
カリーパン、美味しいんだけど、ちょっと冷たかったなあ。もっと温まりたかった。
瀧見館
温泉街の端っこ。この建物はお蕎麦やさん。
指示に従うと、
ん?
坂……
鋭角ターン……
おおー。これが「瀧」の由来かな。
着いた! 長かった……
けっこう登りました。
1000円払って、入浴。先客1名。
露天風呂の眺めが最高でした。登った甲斐があった。
そぞろ歩き
瀧見館を出ると、なんと晴れ間が! よかった!
これで温泉街をそこそこ快適に散策できる。
朝は人っ子一人いなかった足湯(↑)も満員御礼に。
さて、足湯をスルーして、とうふやへ。
営業中の看板をよそに、店内は暗い。
勇気を出して入って、カウンターの鈴を鳴らすとご主人が来てくれた。
揚げ生豆腐200円。これを、
お店の真向かいの小屋でいただく。
中にはドトールのコーヒー自販機もあった。
食べ終わって、次は「銀山荘」の日帰り温泉に行こうとしたら、なんと、本日臨時休業……
いや、確かにね。3月21日(木)は祝日でした。で、銀山荘の定休日は木曜ですよ? 定休日が祝日にかぶったら翌日振替でお休みするところは多い……
せめてネットに載せといてほしかった……
銀山温泉で日帰りやってる旅館は少ない上に、不定休だったりする。この日、他に日帰りやってる旅館は皆無だった。
温泉巡りしたいなら電話で確認するのが確実ですね。
……ありがとう、瀧見館。
しろがね湯
……と思ったが、実は公衆浴場があった。
これ。しろがね湯。
おしゃれな建物は、隈研吾さんのデザイン。
500円で入れる。浴槽は大きくはないが、源泉かけ流しで非常に良かった。
温泉街に来て1箇所しか入れないかと思った銀山温泉。いつかは泊まりで来たいな。
銀山荘に入れないとわかってふてくされて食べたリンゴのタルト@酒茶房クリエ。