みちのく温泉ひとりで行ってみた

九州から仙台に出てきたおばさんが東北をひとり旅するブログだったのが、仙台から広島に引っ越したおばさんが中国四国地方を旅するブログに転身した

鉛温泉・藤三旅館(2019.2.2泊)

経緯

友人が泊まって非常に良いと言っていたので、行きたくなって……

花巻に行ったあと、鉛温泉・藤三旅館に泊まりました。

↓花巻の記事はこちら。

想像の100倍楽しかった・宮沢賢治童話村(2019.2.2) - みちのくひとり旅

事前調査

藤三旅館には、「白猿の湯」「桂の湯」「銀の湯」「白糸の湯」があって、一番有名なのが「白猿の湯」。

沼みたいなお風呂は、深さがなんと1.25メートル!

立って入るお風呂だそうです。

混浴が基本ですが、女性専用時間帯というのもある。

また、「旅館部」とは別に「湯治部」というのもあって、こちらは湯治に来る人専用らしい。入口も違うし、部屋もあまり良くはないし、ご飯は自炊が基本。その分お安くなっている。

今回は、普通に旅館部をチョイス。

行き方

鉛温泉は、岩手の山奥。

新花巻駅(新幹線が止まる駅)から送迎バスはあるようだけど、私の旅程からしてちょっと時間が微妙。

花巻駅新花巻駅から釜石線で2駅)からだと、路線バスが出ている。

鉛温泉に着くのは14時すぎ。ちょうどアーリーチェックインのプランにしていて、14時からチェックイン可能だった。それに、白猿の湯は14〜15時は女性専用時間帯。

早めにお宿に行って、ゆったりすることに。

 

バスは、鉛温泉以外にも、大沢温泉などいくつかの温泉に止まります。

私と同じバスにも、年配の方や若い女性グループが何組か乗っていました。

でもみんな割とバラバラの温泉が目的地だったようで、一人、また一人と降りていく。

私が鉛温泉で降りるときには、残りは女性2人組だけで、微妙に不安そうな顔をしていた。

f:id:noguchimidori:20190224144816j:plain

ここにも賢治が。

賢治のコートと帽子。

f:id:noguchimidori:20190224145018j:plain

またお前かッ!

 

白猿の湯は、女性専用時間帯は混むと聞いていたが、確かに先客が3人ほどいらっしゃる。

入口を開けるともうそこがお風呂で、申し訳程度の脱衣所……というか、簀の子と籠がある空間。

そして寒い……!

素早くお風呂へ。

本当に立って入るんだなあ、と。

あと、なんだかぬるかった。こんなもん……?

プールみたいな気分。

 

桂の湯は男女別の内風呂と露天風呂。

雪をかぶった川を見下ろしながら、のんびりできた。

こちらは別にぬるくない。

 

f:id:noguchimidori:20190224150022j:plain

こちらがお夕食。

旅館の味。

ついついどぶろくを頼んでしまった。