みちのく温泉ひとりで行ってみた

九州から仙台に出てきたおばさんが東北をひとり旅するブログだったのが、仙台から広島に引っ越したおばさんが中国四国地方を旅するブログに転身した

さぎの湯荘・期待を裏切らないハイクラス宿

""良い温泉宿""を求めて島根県安来市足立美術館のすぐ横にあるさぎの湯荘さんへ。

ホスピタリティあふれるお宿の方と素晴らしい温泉に感動。

泊まった翌朝はまだ人の少ない足立美術館のお庭を堪能するのがおすすめ。

 

1.アクセス ★★★☆☆

 松江から、米子方面に行く電車(出雲方面とは反対方向)に乗って、安来駅まで30分弱(特急に乗れば15分程度。特急料金がかかるのでご注意。)。安来駅から足立美術館に向かうシャトルバスに乗車して20分。シャトルバスは、今のところ、16時30分までは、だいたい30分おきに運行している。


2.お部屋 ★★★★☆

 泊まったのは、「なごみの郷」2階の「苔清水」というお部屋。10畳の和室にツインベッドがあり、続き間にダイニング(テーブルと椅子)もある広いお部屋。

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 窓からは山と田んぼが見えて気持ちいいし、近くにツバメの巣があったようで、ツバメがそこら中を飛び回っている。雛たちが飛ぶ練習してるのかなあ。夕方には、山の方へ飛んでいく鷺もいた。
 冷蔵庫にはミネラルウォーター。あとはお茶も自分で淹れられるようになっていた。夕食前に飲んでいたら、夕食中に急須を変えておいてくれた。夕食前に用意されていたのは、お茶のティーバッグだったが、夕食後には急須の中にお茶の葉が。お茶菓子は、山陰銘菓のどじょう掬いまんじゅう。
 建物は中庭をぐるりと取り囲むようになっていて、いたるところにラウンジもあり、探検しがいのある作りである。卓球場もあり、私が近くを通るときは常に誰かが使用している状態だった。自販機コーナーにはお酒(プレモルやチューハイ)やアイスクリーム(大山のものらしい。白バラコーヒーのアイスもあった。)まで用意されていて、あなり品ぞろえがいいなあという印象。


3.食事 ★★★★☆

 2名以下はお部屋食と書いてあったが、今回は別の個室(本館の客室)を用意していただいた。量は多かったけどなんとか完食! ししとうの中にエビのはんぺん的なものを詰めて揚げたものが非常においしかった。

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 一人旅だと食事中にテレビを見てもいいのだ。

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↑お酒もたくさんある。私はジンジャーエール


4.温泉 ★★★☆☆ 

 男女別の大浴場(内湯と露天)に加えて貸切風呂が2つ(内湯と半露天が1つずつ)あり、貸切風呂は、15時から22時までの時間については、チェックイン時に1組1時間ずつ予約できる(22時以降は、空いていればいつでも使える。)。やはり半露天の方が人気で、私は16時頃チェックインしたのだが、1枠しか空きがなかった。ここで予約できなくても、21時以降は空いていれば自由に使えるので大丈夫。
 一番気に入ったのは、半露天の貸切風呂。小さいがお庭もあって、ゆったりくつろげる。大浴場の露天風呂も、山が見えて良かった。

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5.旅の組みやすさ ★★★★★


 さぎの湯荘から徒歩1分の場所には、足立美術館がある。入館料はお高め(令和3年当時2300円)だが、有名なお庭があり、しかも、「生の衝立」「生の掛け軸」など、様々な見せ方をしてくれる。
 さぎの湯荘の最寄りである安来駅から松江駅までは電車で30分弱なので、松江観光(松江城、お堀巡り、小泉八雲記念館など、観光できるところがたくさん。)もできるし、安来駅から出雲市駅までは電車で45分程度なので、島根県が誇る出雲大社も組み込める。

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↑チェックアウト時にラウンジでコーヒーをいただいた。