夏の鳥取砂丘
そうだ、鳥取に行こう。
と思い立って、行くことにした。
①鳥取砂丘
広島→鳥取は、新幹線からスーパーはくとを乗り継いで行った。特急に1時間以上乗る場合は指定席の法則に従って、ガラガラの車両に悠々と乗り込む。
しかし山陰は遠いなあ……と思っているうちに鳥取駅へ。駅からはバスで15分程度。
ここで難しいのが、どのバス停で降りるかという問題。
砂丘付近のバス停には、鳥取砂丘(砂丘会館)、砂の美術館、砂丘センター展望台の3つがある。私は砂丘センター展望台で降りてみた。
砂丘センター展望台は、展望台という名前からも分かるように、少し高い場所にあって、砂丘までリフトに乗ることができる。お土産屋さんやレストランもある。
↓展望台から見た砂丘、リフト
リフトを降りるとそこは砂丘!
夏の砂丘暑すぎ問題。
一応、義務感があったので、砂丘の一番上まで登って、海を見下ろしてみた。暑いし、足元が覚束ないし、なかなか大変であった。
登ってみると海がかなり近くて、なんでこんなところに砂丘ができたんだろう……としみじみ思った。
ただ、なにしろ暑いので早々に撤退して、砂丘会館へ。こちらは砂丘の隣にある建物で、砂丘ができる仕組みや砂丘に生きる生き物が紹介されている。さっきの疑問がちゃんと解消された。砂丘会館、なかなかやりおる。
次に、砂の美術館へ。こちらは、世界のアーティストが作成した、砂の像が見られる。砂丘会館から歩いてすぐ。
↓巨大な像に圧倒される。
そして、お腹が空いたのと、バスまで時間があったので、砂丘センター展望台へ戻ることに。上り道を20分ほど歩く。暑すぎる、つらい……
ここで最初に戻るが、鳥取砂丘のどのバス停で下車すべきか、ひいてはどういう順番でこれらのマストな建物を回るべきか。
私は砂丘→砂の美術館という頭でいたが、実際には、
砂の美術館で下車(砂の像に圧倒される)→徒歩で砂丘会館(砂丘の成り立ち等を学習)→徒歩で砂丘(先ほど学習した砂丘の成り立ち等に想いを馳せる)→リフトで砂丘センター展望台(お土産、腹ごしらえ)
というルートが最強なのではないか。
②白壁土蔵群
宿は三朝温泉なので、鳥取から倉吉へ移動。時間に余裕があったので、倉吉駅からバスに乗って白壁土蔵群へ。
名前の通り、白い壁の蔵が並んでいる。
雰囲気のある空間。
ただ、ここで時間を潰すのはかなり難しいという印象……
水路の鴨を眺めている時間が一番長かった気がする。
③三朝温泉
今回の旅のメイン、三朝温泉。
桶屋旅館に宿泊。
足元湧出のお風呂があるとのことで選択。
「暑いけど入れますからね」と女将さんに言われてびくびくしていたが、掛け湯をしっかりして、ちゃんと浸かることができた。
とろとろのお湯に包まれ、極楽……
④境港
翌日は境港へ。米子駅で乗り換えなのだが、すでに妖怪感。
米子から境港までの一つ一つの駅に、妖怪の名前が割り当てられていて、車内アナウンスも目玉親父の声。
↓境港駅は、鬼太郎駅。車内も妖怪推しで、座席にこんなフォトスポットがある準備の良さ。
とにかくあらゆるところに妖怪が。
水木しげるロードの周りはお店も豊富だし、妖怪の像がたくさんあったりして、歩くだけでも楽しめた。
↓帰りの電車で食べたパン
一泊2日の鳥取旅行はこれにて。