みちのく温泉ひとりで行ってみた

九州から仙台に出てきたおばさんが東北をひとり旅するブログだったのが、仙台から広島に引っ越したおばさんが中国四国地方を旅するブログに転身した

有福温泉・旅館ぬしや

1.有福温泉に行ってみました。お湯が非常に良いと聞きましたし、有名な「御前湯」に浸かってみたかったのです。

島根県の他の温泉地や観光地と比較した位置関係をざっくり表すと、

(西)有福温泉石見銀山出雲大社松江城→さぎの湯荘・足立美術館(東)

といった感じです。有福温泉は、島根県の中でも西側にある温泉地なのです。

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↑有名な御前湯の建物

2.交通アクセス

広島から浜田駅まで高速バスで約2時間半、浜田駅から有福温泉まで路線バスで約30分。

乗車時間もものすごく多いわけではないし、乗り換えも特に難しくもないけれども、バスの接続が悪く、浜田駅で1時間以上の待ち時間が発生しました(浜田駅周辺で時間を潰すのは難しい。)。私は、浜田駅から徒歩15分程度の回転寿司に行って軽く食事をしました(お寿司は美味しかった。)。

車で行くなら、広島市街地から有福温泉まで2時間半程度のようなので、車の方が何かと便利でしょう。

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↑美味しかったお寿司

3.お宿の施設

今回宿泊したのは、旅館ぬしやさん。所謂ハイクラスなお宿ですが、平日は一人で宿泊できました。

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↑ハイクラスな内観

(1)せっかくだから、もっと「良い部屋」にしようかと迷いましたが、結局、その時に選べた中では一番お安い「あせび」という19㎡のお部屋に泊まることに。

窓際のウッドカウンターからお庭が見えるお部屋でした。旅館から大浴場・貸切風呂に続く小道もばっちり見下ろせるのですが、逆に、その小道を通る中居さんとお客さんからも部屋の中が見えていたと思います(私は何度か中居さんと目が合ってきまずくなりました笑)。

お部屋は清潔で、アメニティもちゃんとありました。

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↑お部屋の様子

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↑アメニティなど

(2)コーヒー・アイスキャンディーを自由に飲み食いできるようになっています。さらに、夜食として、カップ麺を一人一個までいただけました。

コーヒー好きの私としては、コーヒーのサービスは非常に嬉しかったです。温泉旅館では、お部屋に急須とお茶っ葉はあっても、コーヒーがあるところは意外と少ないので。

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↑ものすごくお世話になったコーヒーマシン

4.温泉

温泉は、評判通り、とても良かったです。若干ぬるっとしていて、アルカリを感じるお湯でした。

大浴場と貸切風呂があり、宿泊客は無料で貸切風呂を使えます。貸切風呂の利用には予約も不要で、空いていれば入れるスタイルでした。

大浴場には露天風呂があり、開放感抜群。

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↑温泉に続く小道と貸切風呂

5.お料理

部屋食ではなく、お食事処でのお食事でしたが、テーブル毎に仕切りがあり、他のお客さんの目が気になるということは全くありませんでした。

中居さんもお酒やわさびのお話などをしてくださり、暖かい気持ちでお食事できました。

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↑お夕食。わさびを自分で擦って食べられる。

6.総合

有福温泉は、周囲に観光するようなところもほぼないので、基本的には、お宿でゆったりする旅に向いていると思います。

そうすると、当然ですが、お部屋にはこだわった方が満足感は高いかなという感じ。ハイクラスなお宿なので、予算の関係が厳しいですが、どうせならもう少し「良いお部屋」に泊まってもよかったなあ・・・