みちのく温泉ひとりで行ってみた

九州から仙台に出てきたおばさんが東北をひとり旅するブログだったのが、仙台から広島に引っ越したおばさんが中国四国地方を旅するブログに転身した

雨の男鹿半島(2019.6.15〜16)

男鹿半島に行ってきた。

男鹿温泉に行きたかったのと、あと、

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これ。

旅かえる!

この灯台があるらしいと聞いて、行ってみたくなった。

行ってみた

仙台から秋田まで秋田新幹線こまちで約3時間、秋田から男鹿までJR男鹿線で1時間。

始発で出ても、到着は11時。

遠いな〜笑

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なにはともあれ、到着。

男鹿には、

①男鹿温泉

なまはげ関連の施設がある真山(しんざん)エリア、

③男鹿水族館GAO

④旅かえるにも出てきた灯台のある入道崎

⑤6月中旬から紫陽花が有名な雲昌寺

といった見所があるが、それぞれけっこう遠くて、車がないと厳しい。

私はもちろん車がないので、

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なまはげシャトルを利用した。

観光地を結んでいるバスで、2日間乗り放題3500円。

※予約不要なのは土日だけで、平日は絶対予約が必要らしいので注意。

入道崎

まずは入道崎へ。

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はいこれ。これですよ。

かえるは来てないようでしたが……

満足。

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この草原みたいなののすぐそばが海。

並みに削られてギザギザしてる。

この日は風がとても強くてなかなか寒かった。

バスの関係上、滞在時間は40分程度だったけど充分でした。

近くには道の駅的なお土産やさんが並んでいて、ウニ丼とかハタハタ(このあたりで有名なお魚)が食べれるところもあった。

男鹿水族館GAO

次、水族館へ。

正直、あまり期待してなかった。

確かにガイドブックとかでは大きく取り上げられてるけど、シロクマかわいいけど、水族館ってどこでもあるし! イルカいないし!

という。

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大水槽。福岡にも大きな水族館あるし、美ら海にも行ったことあるけど、なかなか迫力ある水槽だった。

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だらーん。
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ゴゴゴ……
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楽しい……楽しいぞ!

水槽に手書きの説明があったり、ディスプレイを工夫していたり、詳しい生態を教えてくれたり。

とても面白かった。

人もそれなりに多かったし、みんな楽しそうにしていた。ガイドブックに大きく取り上げられるのも理由がある……

ただ、レストランのドリンクバーにホットコーヒーがないのは如何なものか笑 ぜひ追加してほしい!

男鹿温泉 萬盛閣

今日のお宿、萬盛閣へ。

チェックインを済ませ、とりあえず男鹿温泉の湯めぐりをすることに。

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これ。1000円で、宿泊施設以外のところ2つに入れる。宿泊者専用の湯めぐり手形。

ちなみに、旅館によっては日帰りが15時までとかの場合もあるが、この手形だと、15〜20時くらいまでは入れてもらえる。温泉旅館はどこも歩いて行ける範囲にあるので、1〜2時間でさくっと巡れる。

私は、なまはげのお面の口からお湯が噴出するので有名な雄山閣、露天風呂が有名な男鹿ホテルに行った。

雄山閣は、本当になまはげの口からお湯が勢いよく吹き出してきてびっくり。あと、お湯が湯の花でにごりすぎててびっくり。

男鹿ホテルは、露天風呂に柵がなくて、お風呂の淵から先がもう景色! という感じ。

どちらも良かった。

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お食事はお部屋で。一人なのにすみません。

萬盛閣の温泉はどこよりもとろとろだった。一瞬で美肌を確信。

女将さんが積極的に話しかけてくれるんだけど、この日は朝から夕方まで誰とも会話してなかったから口の筋肉が働かなくて、挙動不審になってしまった……

なまはげ太鼓ライブ

これも有名らしいので行ってみた。

20:30から、男鹿温泉郷の中の施設で行われる。

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写真撮影OK。

なまはげが太鼓でパフォーマンス。熱い!

真山エリア

さて、次の日は真山エリアへ。

真山神社

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雰囲気あるなあ。

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なまはげ館。なまはげの歴史とか学べる。

各地のなまはげ110体が集まったコーナーはなかなか怖かった。そして、確かにどれも顔が違う。

 

そして、伝承館へ。

ここでは、本当は大晦日の行事であるなまはげ行事をいつでも体験できる。

まず、行事の説明を受けて……

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来たー!

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怖い!

音がでかい!

なまはげは子供をさらっていくイメージしかなかったけど、家主と新年のあいさつをして、座って酒を飲んで、問答までする。

今年の作物はどうか? 子供は勉強してるか? 嫁は働いてるか?(←なぜ嫁は怠ける可能性があるのに家主は怠けない前提なのか疑問ですが)

そして、怠け者を探して家を歩き回って、帰る。

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なまはげ館と伝承館はとなりにあるんだけど、この2つをつなぐ渡り廊下のところに軽食を食べられる場所がある。

私は時間が余りまくっていたので、玉こんにゃくと甘酒を注文。 

真山エリアはせいぜい1時間半が限界な気がした。

雲昌寺

さて、6/15からちょうど紫陽花の期間が始まっていた雲昌寺。

ただ、男鹿観光のホームページによると、まだまだ見頃は先らしい。

しかもこの日は雨……

行くかどうか相当迷ったが、真山エリアにいてもすることがないので、行くことに。

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バスを降りてしばらく歩く。道中こんな感じ。

さ、咲いて……ない……

入場料500円を支払って、中へ。

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おお!
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なかなか……
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いい感じでは。

咲いてないところも多かったけど、けっこう咲いてるところもあった。

なにより、数が本当に膨大で迫力がある。

まだ咲いてないという情報のせいかあまり人もいなかったし、最高。

行って良かった。

御朱印をいただいた神職の方の対応も暖かいお人柄を感じさせて、「来て良かったです」という言葉が自然と出てきた。

境内にはカフェもあって、紫陽花にちなんだメニューもあった。時間がなかったので飲んでないが……

バスの関係上、30分しか時間が取れなかったのが悔やまれる。30分だとギリギリ、できれば1時間ほしい場所。

 

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最後は男鹿駅のすぐ近くにある道の駅オガーレで、しょっつる焼きそば。

 

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男鹿温泉の足湯にいた猫さん。隣に座ったら膝に乗ってきた!